こんにちは。じゃけおです。
買った人がことごとく絶賛している魔法の家電
我が家でもついに「ヘルシオ ホットクック」を導入しました!もともと購入を検討をしていたのですが、ちょうどいいタイミングで例のpaypay祭りがありまして、20%還元が背中を押してくれました。
夫婦共働きプラス赤ちゃんがいるということで、火を使わないほったらかし調理ができる家電が欲しかったのです。そしてテレビやTwitterで、買った人がことごとく絶賛している、というのも大きかったですね。
— じゃけお@男性育休明け (@jakeo38) 2018年12月10日
ホットクックの無水カレーを2回作ってみて、料理できない男の人でも作れるのは確信した。ただそれでも包丁を使うのが面倒なので、3回目は無包丁でカレーを完成させてみたい。それでこそ意味のあるレシピになると思う。 pic.twitter.com/P7xpCS3Yln— 阿部コウジ (@abecci2) 2019年1月5日
ホットクック最高〜!!すきな材料と調味料ポイポイ入れてスイッチ押したら、一時間後にうまうまポトフが食べられる😋😋🍴 pic.twitter.com/nybeVIvYYo— おかだひろみ*LINE絵文字リリース (@ip_ako) 2019年1月9日
というわけで今回は、ホットクックと、よく似ていると言われる電気圧力鍋との違い、そしてホットクックを使用してわかったあれこれをレポートしたいと思います。
はじめに結論
- 子育て夫婦も共働き夫婦も、ほったらかし調理家電は必須!
- 自分がキッチンに立つ時間を減らしたいなら→ホットクック
- 料理ができあがるまでの時間を減らしたいなら→電気圧力鍋
子育て夫婦も共働き夫婦も、ほったらかし調理家電は必須
ほったらかし調理家電は、材料を切って鍋にぶち込むだけで料理ができるというまさに魔法のような家電です。忙しい共働き夫婦の皆さんはもちろんのこと、赤ちゃんがいる家庭にとってもうれしいです。火を使わないから安全だし、調理中はキッチンから離れて子どもの世話やほかの家事ができます。「元祖ほったらかし調理家電」といえば「炊飯器」ですが、あれのおかず版ですね。最近の炊飯器はおかずもいろいろ作れるようになりましたが、これからご紹介する「ホットクック」をはじめとする最近のヤツらは、想像を超える進化を遂げております……!
お値段の張るホットクック、リーズナブルな電気圧力鍋
ホットクックは「電気無水鍋」
「ヘルシオ ホットクック」は、シャープから発売されている水なし電気調理鍋。我が家は現在の最新機種である「KN-HW24C」を購入しました。最新機種である第3世代は、無線LANを搭載したことで、インターネット経由でレシピを増やしていくことができます。どちらかというと無水鍋の電気版なので、圧力鍋のような効果はありません。
とはいえ、4〜5万円ほどするなかなかなお値段の調理家電ですので、名前は知っていても自分には関係ない、と思っている人も少なからずいると思います。
電気圧力鍋の代表格:クックフォーミー エクスプレス
いっぽうよく似ていると言われる電気圧力鍋ですが、文字どおり圧力鍋をIHにしたものです。こちらもよく似たうたい文句で、火を使わないほったらかし調理家電として人気です。電気圧力鍋は各社からさまざまな製品が出ていますが、今回はそのなかでも比較的上位機種とされる、ティファールの「クックフォーミー エクスプレス」と比較します。
「クックフォーミー エクスプレス」はだいたい3万円くらいです。ちなみに他に「ワンダーシェフ」や「シロカ」、「象印」といったメーカーからも発売されています。
真の時短はホットクック!?ホットクックはレシピが革新的
おいおい説明しようと思いますが、機能よりもレシピで比べたほうが早いと思いますのでこの2つを比べてみましょう。ビーフカレーの作り方
引用元
ホットクックのレシピ:https://cook-healsio.jp/hotcook/HW16D/recipes/R4063
クックフォーミーのレシピ:https://www.club.t-fal.co.jp/recipe/detail/1456/
ナポリタンの作り方
引用元
ホットクックのレシピ:https://cook-healsio.jp/hotcook/HW16D/recipes/R4158
クックフォーミーのレシピ:https://www.club.t-fal.co.jp/recipe/detail/1042/
ご覧のとおり、工程が全然違います。
ビーフカレーは、クックフォーミーでは材料を切ったあと、ほったらかし調理の前に具材を炒める必要があり、さらにひととおりできあがったあとにルーを入れます。
いっぽうホットクックは材料を切ったあと、すべての具材を生のまま鍋に入れ、さらに水とルーも一緒に入れてボタンを押すだけ。個人的には「加熱前に市販のルーをつっこんでいい」というのが衝撃でした。
ナポリタンは、クックフォーミーではパスタを別の鍋で茹でる必要があるのに対し、ホットクックは乾いたパスタと生の具材を入れるだけでナポリタンができてしまうのです。
加熱時間や、料理ができあがるまでのトータル調理時間という意味では電気圧力鍋のほうが短いですが、拘束時間(自分がキッチンの前に立つ時間)で考えると、ホットクックのほうが圧倒的に短いと思います。
さて、それではもう少し細かく、機能の違いについて見ていきましょう。
ホットクックでできること
予約調理
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ヘルシオ ホットクック 公式サイトより |
クックフォーミーで予約できるのは炊飯だけです。
これは生のまま入れた食材をどうやって腐敗させないかがポイントなのですが、ホットクックは一度火を通してから適温をキープさせることができ、食材を腐敗させることなく予約調理ができます。
無水調理
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具を小麦粉に絡めて、バターと牛乳と少量の水でクリームシチューも簡単に作れます |
無水鍋といえば「バーミキュラ」や「ストウブ」などが有名ですが、これを「家電」で実現したのもホットクックの画期的なところです。
低温調理
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クリスマスにローストビーフを作りました。下味つけて3時間放置するだけです |
写真は以前作ったローストビーフです。ローストビーフは温度管理がめちゃめちゃ難しいのですが、それがほったらかしでできるのはすごいです。
炒め料理
鍋のくせに、炒めものもできます。「にんじんと豚肉の炒め物」(調理時間12分)なんていう超オーソドックスなメニューも入っているので、休日の昼間に手早く済ませたいときにも使えます。「手の込んだ料理に使う」というよりは、普段からガシガシ使えるのがいいところですね〜。レシピの追加
第3世代のホットクックは無線LANに対応しており、定期的に内蔵レシピが追加されていきます。電気圧力鍋はそれこそ電子レンジや炊飯器の延長という感じです。メジャーな料理については専用ボタンがあったりしますが、その他の料理はプラスアルファで操作したり「20分加熱」とセットしたり、作る側次第なところもあります。
載ってるレシピしかできない?アレンジの幅は?
ホットクックって緻密な計算がされている(そして何をやっているかよくわからない)だけに、食材もレシピどおりにしないとうまくいかないのかな、、という不安がありました。しかしいくつか作ってみて、ふだんクックパッドを見つつやってる程度のアレンジだったら、まったく問題ないことがわかりました。ホットクックのレシピ自体にも、「2〜6人前までは自動で調整します」といった記載があるので、実際の量などを計算して柔軟に対応してくれるようです。
カレーだったら「野菜を足すなら水は減らす」とか覚えておけば十分ですね。
別の料理だけどほとんど味付けが違うだけ、みたいな料理もありますし、炒め料理も載っているので、アレンジの幅は思った以上に広いです!
一応デメリットも挙げておきます
でかい
クチコミサイトにもよく載っていますが、存在感がすごいです。重量も6.5kgと結構重いので、使うたびに棚にしまうというよりは、キッチンに据え置きするのが望ましいと思います。ワークトップ(食材を切ったりする場所)に置くスペースがない場合は、レンジ台とかを使うのが良いと思います。ただクックフォーミーも同じような大きさです。小ぶりの製品もありますが、単純に容量が小さくなるので、主戦力を期待するなら大きいモデルを買ったほうが後悔しないと思います。
トータルの調理時間が長い(時短にはならない)
クックフォーミーは圧力鍋なので、豚の角煮が30分で作れます(余熱時間を除く)。対してホットクックでの豚の角煮の調理時間は90分。ほかの料理も20〜45分くらいかかるものが多いので、帰ってすぐご飯食べたい!みたいな要望には不向きだと思います。
すべて予約できるわけじゃない
これちょっと落とし穴なんですが、予約調理に対応しているレシピとそうでないレシピがありまして、僕も買ってからレシピを見て「予約できへんのかーい」とツッコんだレシピがいくつかありました……。鍋がこびりつきやすい
これは無水鍋の宿命かもしれませんが、少ない水分で調理するので、どうしてもこびりつきやすい面があります。ティファールなどのテフロン加工の鍋に慣れていると煩わしく感じるかもしれません。ホットクックはもはや「料理を作ってる感」はほぼない
僕の抱いた印象としては、電気圧力鍋は、電子レンジや炊飯器の延長。作り方を指示すればそのとおりやってくれる。ホットクックは、レシピそのもの(=頭脳)がホットックック側にあり、材料を入れたらなぜか料理ができる。そんな魔法のような体験ができる未来の家電です。
なので、ホットクックはもはや「料理を作ってる感」はほぼありません。料理が好きな人からすると「私の好きな時間を奪わないで」って感じかもしれません。笑
それゆえ、「料理ができない夫がホットクックを使って料理してくれるようになった」みたいな意見もTwitterで挙がっています。人の生活を変える魔力があるのだよ、ホットクックには……!
ちなみに我が夫、ホットクックへのハマり方が尋常じゃないです。偏見ですが、あの家電には男性の何かのスイッチを入れる魔力がある気がします。この前も外出帰りに「さあ今すぐ野菜を切ろう最低でも5時間前には作ってより味を染み込ますから!早く!」って、うるせえお前をホットクックに(自主規制— ひとみ@呼吸器内科医&睡眠医療医 (@ida_hitomi) 2019年1月7日
気になるならレンタルも使ってみては
とはいえやっぱり気になるのがお値段だと思います。個人的には超おススメですが、自分のライフスタイルに合うかどうか確かめたいところ。いきなり買うのが抵抗ある方は、家電やベビー用品をレンタルできる「DMMいろいろレンタル」を使ってみてはいかがでしょうか?現在レンタルできるのは初代モデルのようですが、1週間4,980円(2019年1月現在)で借りられるので、買うにしても買わないにしても損はしないと思います。
まとめ:自分がキッチンに立つ時間を減らしたいならホットクックのほうが有能
どちらも「ほったらかし調理家電」としてひとくくりにされがちですが、意外と機能やアプローチに差があります。今回は料理のクオリティよりも「どちらのほうがより楽に作れるか」を重点にして比較してみました。- 火を使わないので、調理中はキッチンから離れて子どもの世話やほかの家事ができる
- 拘束時間(自分がキッチンの前に立つ時間)で考えると、ホットクックのほうが圧倒的に短い
- 予約調理、無水調理、低温調理、炒めものもできる
- 意外とアレンジの幅もあり、Wi−Fiでレシピの追加もできる
- でかい(据え置き前提)
- トータルの調理時間が長い(時短にはならない)
- すべて予約できるわけじゃない
- 鍋がこびりつきやすい
ホットクックのいいところ
デメリット
ホットクックって人気らしいけど本当に戦力になるのか心配……というな皆さんの検討材料になれば幸いです。
それでは!