【継続報告】ジーナ式育児法は1年つづけると空気のようになる


こんにちは。じゃけおです。
以前、「ジーナ式育児法」がめっちゃいいよという記事を書きました。当時、生後1ヶ月頃から導入して3ヶ月くらい経過した時点でしたが、いまや丸1年ほどたちました。

そこでまだ続けてるのか、振り返ってみてどうだったのか、後日談を書きたいと思います。

ジーナ式について簡単におさらいすると、
「眠くなったら寝かせ、お腹が空いたらおっぱいをあげる」ことから脱却し、
睡眠・授乳スケジュールを徹底的に管理する
育児法です。

そしてジーナ式をおすすめする理由として、これらを挙げてました。
  • 手法が合理的でとっつきやすい
  • 奥さんが寝れる
  • 旦那さんも参加しやすくなる
育児がめっちゃ楽になる「ジーナ式」のメリット・デメリット解説。これは旦那さんから奥さんに勧めてほしい|あたりめブログ

現在、娘は満1歳をこえました。
ジーナ式は一応続けているのですが、いまはエッセンスだけ取り出して、細かいスケジュールの指示は無視しています。

無視しているのですが、改めていまの月齢に照らし合わせると、結構合ってたりもします。


ジーナ式のルールをどれくらい守っているか

前回のジーナ式記事に書いたルールについて、1歳になったいまどのくらい守ってるか振り返ります。
  • 寝るときと起きるときの場所を分ける
  • 寝るときは暗い部屋に連れて行く
→やってる

これを徹底してると、だんだん「寝るときの部屋×暗い」の条件でもれなくギャン泣きします。これはむしろいいことだと思っていて、赤ちゃんは「いまから寝かしつけされる」ことを認識しているのだと思います。

ただ、最近は親が離れてから一回も泣かずに数分でストンと寝ることもありますし、ギャン泣きしても数十秒、長くて数分でパタリと寝ます。
ここ2、3ヶ月くらいは寝かしつけで悩まされたことはあまりありません。

  • 日中できるだけ起こして、夜できるだけ寝かせる
→やってる

朝寝・昼寝は一日1回〜2回、合計で2hから3h以内くらいに収めておけば、昼間も機嫌がよく夜もしっかり寝てくれます。
あと不思議なことに収まるような時間で勝手に起きてくれます。

  • 一日に与えるべき授乳量を日中のうちに飲ませる
  • 寝ることとおっぱいをあげることを関連づけしない
→半々くらいやってる

一歳を過ぎてから母乳・ミルクともに飲ませる量・頻度はだいぶ減ったので、そもそもあまり気にしなくて良くなりました。
とはいえ夜泣きしたときや機嫌の悪いときはおっぱいで落ち着かせるパターンが多いです。
ここは完全に妻に依存してしまっています……。

ジーナ式を継続するために必要な環境

ズバリ、親が離れても安全な寝室です。

ジーナ式寝かしつけは親が寝室から離れるので、寝付く前に動き回ったりしても安全な場所が必要。

ベビーベッドなら特に問題ないと思いますが、我が家は布団で寝かせているので、布団の周りをベビーサークルで囲っています。

これに関しては妻もベビーサークルについて正解だったと言っています。詳しくはこちらを読んでいただければと思います。
布団生活の我が家では寝室にキッズランドのベビーサークルを導入して正解だった話 - えんぴつぶろぐ

ジーナ式で育てると、外出先で寝てくれない問題

あくまで我が子の話なので一概には言えませんが、外出先で寝てくれません。
外で昼寝してほしいと思っても、我が子の中では「暗い部屋×一人の空間」が寝るサインなので、外出先では電車やベビーカー、抱っこでもほぼ寝てくれません。

眠たいのに寝れないので、機嫌が超悪くなります。なので外出するときは家で直前まで寝かせるなど、結構工夫が必要です。

外でギャン泣きさせるわけにもいかないので、妻のおっぱいに頼ることがほとんどです。

過去に新幹線や飛行機に乗せたことがありますが、眠たいけど寝られずに泣きわめく我が子を止める方法がおっぱいくらいしかなく、正直妻がいなかったらと思うとゾッとします……。(あのとき液体ミルクのあればまた違ったかも?)

ちなみに車(特に高速道路)だと比較的寝てくれます。
妻への依存度を減らすつもりで続けていることですが、ここは思わぬ弊害でした。

保育園ではジーナ式なんて知らんがな問題

1歳になった4月から保育園に通うようになりました。

保育園に通わせるとその間は自分たちの手から離れるので、ジーナ式もあってないようなものになってきました。

預けるときに不安だったのは保育園での昼寝。これまで「寝るとき=暗い×一人」だったのがそうでなくなるので、ちゃんと寝てくれるか心配でした。

やはり最初はあまり寝てくれなかったようですが、保育士さんのプロの腕のおかげもあってか、徐々に寝るようになってくれたようです。
慣らし保育の期間中にある程度慣れてくれたので安心しました。

「寝るときと起きるときの場所を分ける」というのは、社会生活の基本でもありますし、なにより寝付きがめちゃめちゃいいので、家では続けたいと思っています。

意味があるのか微妙ですが、最近は昼寝も少しカーテンを開いて明るめにするなど、保育園との落差が出ないように工夫はしています。

悩みどころは体動センサーのやめどき

「寝るときと起きるときの場所を分ける」と、必然的に赤ちゃんの寝ている部屋に大人がいないことになります。

離れていても赤ちゃんの異常を察知するため、体動センサー×暗視モニターの体制をずっと保っているのですが、体動センサーの誤作動(?)に振り回されたり、最近は赤ちゃんが自分の体についている体動センサーに気づいて自分で外しちゃったりするので、それが日常的になるようだとやめざるをえないかな……と思っています。

1歳をこえてもジーナ式は続けるべき?

始めた時期やいまのこどもの状況によってもずいぶん違うので一概には言えませんが、いずれにしろ「スケジュール管理」するのは大事だと思います。

昼と夜、起きてるときと寝るとき、など、「いまはこれをする時間」というのを明確にさせることで赤ちゃんの生活リズムができます。そしてそれが通常のコンディションとなることで、イレギュラーを察知しやすくなります。

ジーナ式を採用してトータルでは良かった

以上、ジーナ式を一年間続けてみて良かったことと思わぬデメリットを紹介しました。

あくまで我が子ひとりの話でしかないのでみんなそうなるとはとても言えませんが、我が家ではこの方式を選んでトータルでは良かったと思っています。

これから始めようとしている方、二、三ヶ月続けてこれ以上続けるか迷っている方の参考になれば幸いです。

それでは。