Google Homeを育児に使い倒した話。両手がふさがったママパパの地味ストレスを解消しよう

我が家のGoogle Home Mini と Amazon Echo Dot。ぜひ仲良くしていただきたい

以前の記事で、メッセージアプリSlackとIFTTTを連携させてボット投稿が簡単にできるというお話をしました。
今回は最近話題のスマートスピーカー「Google Home」を導入することで
育児をよりストレスフリーに近づけた話をします。

解決したいこと:育児は手が離せない問題

スマートスピーカーは声でいろんなものを制御できるようになるのが特長ですが、
一人暮らしだとまずいらないだろうなと思います。

スマートスピーカーが真価を発揮するのは育児中!!

育児をしていると経験あると思いますが、育児には手が離せないシチュエーションが多いです。
特に授乳中。母乳・ミルク問わずですが、赤ちゃんを膝のうえに乗せて授乳していると、
50cm先のティッシュを掴むのにひと苦労したりと、地味なストレスがたまります。
ほかにも料理をしてて手が汚れてるとか、赤ちゃんを抱っこしてるとか、
手がふさがるシーンがけっこうあります。
育休中は一日中家にいるので、必然的にこういうシーンが増えますよね。

このストレスを、せめて電子機器類だけでも軽減したい!
というわけで、家の中の動作を「できるだけ口での指示で済ませる」環境を整える方法を考えていきたいと思います。
親のストレスを減らすためなら少々のコストは惜しみません!

日本国内で販売されているスマートスピーカーは主に3種類

口でしゃべって機械を動かすためには、スマートスピーカーが必要になります。
2018年7月現在、日本国内で販売されているスマートスピーカーは主に3種類あります。
  1. Google Home
  2. Amazon Echo
  3. LINE Clova
ほかにもAppleによる「HomePod」があるのですが、日本では未発売です。
LINE ClovaはLINEのメッセージをしゃべってくれたりLINE MUSICと連携しやすかったり、
LINEの機能(特にコミュニケーション系)に特化してて独自路線を走ってる印象なので
今回は言及しません。

うちではGoogle Home Miniを半年ほど使っています。
そして最近Amazon Echo Dotをこの前のプライムデーで買いました。
Google Home Miniは当時楽天スーパーセールで半額だったので、また半額になるかもしれません!
Google Home(デカイ)と Google Home Mini(小さい)の中身の違いはスピーカーの質だけです。
私は「音声認識デバイス」であることを重視していたのでMiniを買いました。

私がGoogle Homeを選んだ理由としては、
Googleのサービスをメインで使っているからです。
特にYouTubeが使えるかは大きいですね。
Amazon EchoではYouTubeの操作ができないのです。。残念。。
*Amazon EchoでYouTubeで使えないのはいろいろと大人の事情があったのでご興味あればこれも読んでみてください

Google HomeとAmazon Echoはどっちが良い?

一言で言えばGoogleとAmazonで自分がどっちのサービスに依存してるかが大きいです。
ざっくりまとめるとこんな違いがあります。

Google Homeがおすすめな使いみち

  • テレビをコントロール
  • テレビでYouTube, Netflixを流してかつ音声で制御
  • Google Play Musicを再生

Amazon Echoがおすすめな使いみち

  • Amazon Music Unlimitedを再生
  • Amazonで本や日用品をちゃちゃっと買いたい
  • サードパーティ製のアプリケーション(スキル)に使いたいものがある

はじめから搭載されている機能はGoogle Home のほうが多いですが、
Amazon Echoは「スキル」と呼ばれる、スマホのアプリのようなものを追加することで、できることが増やせます。
これも含めるとAmazon Echoのほうができることはいっぱいありますが、ゴミみたいなのも多いので、結果どっちもどっちでしょう。

自分はAmazonプライム会員でもあるのですが、
Amazon Echoはなぜか、FireTV(Chromecastのようにテレビに挿し込むデバイス)があってもプライム・ビデオを視聴できないという謎仕様なのが残念です。。

(ちなみに)Google HomeなのかGoogleアシスタントなのか問題

この記事でも一応書き分けをしてるんですが、すげー混乱を招くので、先に説明しておきますね。
Google Homeは、スピーカー(端末)の名前です。
Googleアシスタントは、その端末の中に入っている、音声認識の人工知能、つまり核となる【脳みそ】の名前です。
表にもまとめておきましたのでご査収ください。
スマートスピーカーの名前と脳みその名前


Google Homeでできること解説

Googleのサービスと連携させてできること

TVでYouTubeを流す

ここでいきなりハシゴを外されるのですが、
TVでYouTubeを流すためには、Google Homeだけではダメです。
Google HomeとTVをつなぐ役割のChromecastが基本必要です。
※最新機種のテレビであれば、Chromecastの役割を果たすものが内蔵されている場合もあるようです

2つそろえば、初期設定だけ済ませばOK。
「OK グーグル、●●の動画流して」
と言えばテレビに流してくれます。
電源がオフの状態でも、スイッチを入れて入力切換してYouTubeを流すところまで一声でやってくれます!

子ども向けだけだと、童謡や手あそびの動画が豊富な「ゆめある」というYouTubeチャンネルをよく見ています。

テレビの電源、音量

Chromecastがあれば、電源のオンオフ、音量の上げ下げもできます。
チャンネルを変えるとかはできないのですが、これだけでも結構便利です。

Google Photoの写真をテレビに映す

写真をグーグルフォトに入れているならこれは良いです!
「結婚式の写真見せて」とか「赤ちゃんの写真見せて」とか言えば
適当に見繕ってスライドショーを流してくれます。
もちろんアルバムを指定することもできますよ。
あと親が遊びに来たときのウケが抜群にいいです笑

音楽をかける

YouTube同様、「●●の曲かけて」というと音楽をかけてくれます。
提供元のサービスはGoogle Play MusicとSpotifyから選べますが、
Spotifyの無料版では広告(音声CM)が挟まれるので子どもに聴かせるときとかは不向きです。
Google Play Musicは月額料金がかかりますが、自分が持っている曲をアップロードして聴く分には無料で使うことができます。
無料ですませるならこのやり方のほうがオススメです。

今日の予定を言ってもらう

Googleカレンダーに予定を入れておとけば、「今日の予定は?」と聞けば読み上げてくれます。
さらに、Google Homeは他の端末にはない「音声識別機能」があり、話す人の声によって紐づくアカウントを区別することができます!
つまり、夫の声で話せば夫(のアカウント)の予定、妻の声で話せば妻の予定を返してくれるのです。

Google Home単体でできること解説

子どもの話し相手

子どもが2、3歳くらいであれば、話し相手という使い方もできます。
「ゾウの鳴き声」を教えてくれたり、ピカチュウとおしゃべりしたりできます。
大人にとっては何の役にも立たないコンテンツですが、小さい子どもにはよさそうです。

本の読み聞かせ

さらに有名な童話であれば読み上げてくれます。会話はできないのでいわゆる親の本読みとはちょっと違いますが、
落ち着かせるくらいのことはできるかもしれないです。

ニュースの読み上げ、radikoの配信、天気

NHKニュースや日経電子版など、ポッドキャスト用?のニュースを流してくれます。radiko(インターネット回線で聴けるAM/FMラジオ)を通じてラジオも聴けます。
自宅付近の天気も教えてくれます。

計算

「980足す8パーセントは?」や「砂糖大さじ一杯は何グラム」など。

栄養成分

「りんご1個のカロリーは?」など冷蔵庫を眺めながら晩ご飯のおかずを考えるときなんかに使えそうです。

経路案内

自宅から●●病院まで電車のルートを教えて、というと自宅からの経路を一通りしゃべってくれます。

そのくらいスマホ見ればいーじゃんと思うかもしれませんが、
朝の忙しい時間帯やおむつを取っ替えてるときなんかに、「言えば返してくる」というのはなにげに便利です!

スマートリモコンと連携

我が家のNature Remoくん。すべての機器の赤外線が届く場所を探すのは結構難しい

「スマートリモコン」と呼ばれる、リモコンの中継器のようなデバイスを導入することで、
家にあるさまざまな機器をスマホや音声でコントロールすることができます。
エアコン、照明、扇風機など、赤外線リモコンを使って動くものであれば何でもok。
もう足の指で電源を器用に押す時代はおしまいです。

うちでは「Nature Remo(ネイチャーリモ)」というスマートリモコンの中では比較的上位のデバイスを使っています。

これは単に複数機器のリモコンをまとめるだけでなく、
温度、湿度、照度、人感センサーがついていて、
「室温が30度以上になったらエアコンをつける」といった自動操作を覚えさせることもできます。
IoTってかんじですね。

ただお値段がまぁまぁしますので、最近発売された、「Nature Remo」の下位モデル「Remo Mini」がおすすめです。
こちらはセンサーが温度センサーのみになっただけで、価格がぐっと抑えられています。
Remoシリーズは音声操作対応方式が「スマートホーム機器」「アクション呼出」「IFTTT」の3種類に対応しているのが特長で、このおかげでかなり様々な制御に対応しています。
あとラトックシステムから出ている「スマート家電コントローラ」もコスパがよく、温度、湿度、照度センサーがついておりAmazonでも人気のようです。

スマホやGoogle Homeと簡単に連携できる照明で、Philipsの「hue」という商品があるのですが、電球の風上にも置けない値段なので、ふつうのリモコン付きのシーリングライトを買ってNature Remo などのスマートリモコンと連携させたほうがおトクかなと思います。

音声操作対応方式について:

1のスマートホーム機器タイプは、最も公式なスマートホーム対応で、シンプルな音声操作、簡単な設定で利用可能ですが、その分できることはGoogleに依存もします。現状、オン/オフ制御のみを確認できています。部屋にあるデバイスまとめて制御を行うにも、この方式である必要があります。
2のアクション呼出は、アクション開発側で任意の音声を受付られるのでできることは幅広いことが多いです。しかし、やはりアクションを開く等の一手間がはさまるのがやっかいです。
3のIFTTTでは、好きな音声操作を、対応した操作に割り当てられカスタマイズ性が高いです。その分いちいち必要な操作を設定するため、手間が大きいです。
Google Homeではさらに、「ショートカット機能」という任意の音声操作を別の言葉で置き換える機能があります。これを利用することで、特に2の「外部拡張アプリ」タイプの操作の簡易化が可能です。例えば「家電リモコンを使ってテレビをつけて」を「テレビつけて」に置換えるといったことが可能です。設定の手間は発生しますが、音声内容の簡素化が可能です。
Google Home向けスマートリモコン(赤外線家電操作)の比較とおすすめ紹介 | Techs Life

育児に使える応用編

テレビ・家電の遠隔操作

赤ちゃんが泣き出して、リビングから寝室に連れて行くとき、両手がふさがってテレビ、エアコン、照明なんかを消さずに移動してしまった、ということもあると思います。
Chromecastやスマートハブがあれば、寝室のスマホからリビングの機器を操作することもできます。
もちろん外出先から帰宅前にエアコンをつけることもできます。

魔法の呪文

先ほど紹介したスマートリモコンの「Nature Remo」はIFTTTでの制御にも対応しているという話をしましたが、IFTTTを使うと「このフレーズを言ったらこの動作をする」という機能が自分で作れるわけですが、
「このフレーズ」はなんでもいいわけです。
「うんちょこちょこちょこぴー」でもいいのです。
さらにIFTTTのGoogleアシスタントのコマンドでは「Google Home側が返事する言葉」も指定できます。
なのでこちらが「ナッシングトゥーマッチ」と言ったらGoogle Homeが「オーマイゴッドファーザー降臨」と言いながらエアコンをつけてくれることも可能です。
これ、4、5歳くらいの子どもがいたらハマるんじゃないかと勝手に思ってます。

改善してほしいこと

やっぱりまだできることが限られていて、機能に対して価格が見合ってないかなぁ、という気持ちはあります。
Google Home Mini、Chromecast、Nature Remo Mini 値引きなしで全部買ったら2万円超えますからね。。
あと音声認識にもムラがあったりするので、
八割がたは問題ないんですが、正しく聞き取ってくれないとちょっとイライラすることもあります。

買って後悔したくない!雰囲気だけでも味わいたいときは

スマホを肌身離さず持ってるタイプの人であれば、「Googleアシスタント」というアプリを入れておけば、Google Homeと同じことができます。
このアプリは無料です。
「アプリを立ち上げないといけない(=しゃべるだけで起動しない)」というのが最大の弱点ですが
Google Homeを買う前にこのアプリをダウンロードして
使い勝手を試してみるとよいと思います。
これはAlexaも同様です。

ではでは。